あかりをつけましょ ぼんぼりに♪
先日、ユニット交流ホールに雛人形が飾られました!
雛壇を組み立てる時から、何ができるのかと散歩の途中で足を止めて
見ている方もいらっしゃいました(^◇^)
何もない雛壇に徐々に人形が並べられる様子を見て楽しんで頂こうと、
ホールに来られる方達をお誘いして、職員と共に和やかな時間を過ごしました。
~豆知識~
雛人形は公家社会をあらわしています。
一番上段は『お内裏さま』といってお殿さまとお姫さまは夫婦の理想像天皇様、
皇后様のよう良縁にめぐり会えますようにと祈りを籠めて飾ります。
上から二段目は『三人官女』です。お祝いの白酒を持ってお仕えしています。
上から三段目は『五人囃子』です。 今でいう美少年の楽団です。
上から四段目は『隋臣』です。 家や人を守る仕事の右大臣、
左大臣で文武両道の意味深く、老人と若人で一組になります。
上から五段目が『仕丁』(衛士)です。いろいろなお仕事のお世話をしております。
泣き上戸、笑い上戸、怒り上戸の三人一組で、御所の掃除道具の箒、塵取、熊手が
持ち物になっています。
近くで見ると…熊手の代わりに桜の枝を持っている仕丁がいたりしますが、
それもご愛嬌(*_*;
最後にぼんぼりにあかりが灯ると
「わぁついたぁ!」
と歓声が上がりました。皆さん、完成した雛壇にしばらく見入っておられました。
職員も、なんだか嬉しい気持ちになれました。
昔ながらの伝統行事は、やっぱりいいものですねぇ(^◇^)